30日 ドイツ 1-1 (1-1, 延0-0) PK戦4-2 アルゼンチン
ミロスラフ・クローゼ (80')   ロベルト・アジャラ (49') 


アボンダンシエリの負傷交代が全ての命運を分けた
にしても クローゼ。。。。 ここまでやるとは。。
2年連続W杯5得点以上とは いくらホストとはいえ凄い


アルゼンチンは、アジャラ率いる強固な守備と
若くて早くて強い攻撃陣が予想以上に素晴らしく
決勝へ駒を進めてもおかしくない仕上がりだっただけに残念でした



ミーハーのような意見かもしれませんが
キーパーはアボンダンシエリのまま 後半終了間際に
サビオラとメッシを同時投入 という賭けに出て欲しかったです
クルスは無いなぁ。。
テベスは曲りなりにも良くやってましたね


というか この試合前に差別を無くそう云々というスピーチをしておきながら
PK後のあの乱闘は。。。。。
マキシロドリゲスがシュバインシュタイガーに殴りかかったのが印象的でした
FIFAはドイツにはお咎めなしだそうです
PKで負けるのって悔しいですよね





30日 イタリア 3-0 ウクライナ
ジャンルカ・ザンブロッタ (6')
ルカ・トニ (59')
ルカ・トニ (69')


ウクライナ。。。 いい戦いをしていましたが
トニの覚醒で結果的には一方的なスコアとなってしまいましたね
ブッフォンは まだまだ世界一の座を譲る気は無いようです


1点ビハインドで迎えた後半開始10分間の
ウクライナの怒涛の攻めは
悉くポストとキーパーによって阻まれた訳ですが
そのわずか1分後にトニに2点目を許してしまう当たりが
大舞台での経験地の無さでしょうか
いえ イタリアのしたたかさと勝負運びが上手すぎるのでしょう



ウクライナは初出場でベスト8ですから本当に凄いです
今大会一のサプライズチームでした
シェバが本調子なら イタリアすら食ったかもしれませんね
ヨーロッパにまた1国 W杯の常連国が誕生しそうです





7月1日 イングランド 0-0 (延0-0) PK戦1-3 ポルトガル


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
すいません なんだかんだ言って僕は イングランドに優勝して欲しかったようです
ジェラードの男泣きを見てそれに気づきました


僕は世の多くの評論家と一緒に この英国を今回の優勝候補に挙げていました
ジェラードとルーニーランパードですから 否が応でも期待してしまいます



しかし 蓋を開けてみると
連戦酷評の嵐で 黄金の中盤はどこへやら
期待通りの活躍をしたのはジェラードただ一人じゃないでしょうか


特に目立ったのが 全試合を通してのランプスの絶不調
クラブではあれだけ決定力のある男が 何度宇宙開発をした事でしょう


そしてオーウェンのあの怪我
まぁそもそも バックアッパーがウォルコットクラウチな時点で
エリクソンは国民を冒涜していたと思います


何故絶好調でハートの強いデフォーを家に帰したのでしょう
全く 名監督の考えることは私ども素人には解りかねます





この試合 怪我で交代を余儀なくされたベッカムですが
彼のベンチでの涙と 寂しげな表情は忘れる事ができません
その気持ちをさらに促進させたのが エースのルーニー


この大舞台でもやはり彼は若かった
98年大会のアルゼンチン戦でのベッカム
全く同じような形で退場し
チームも全く同じように PK戦で敗退してしまいました


相性の悪すぎるポルトガル
PKが大変弱いイングランド
エースの退場


勝てる要因が見当たりませんでした
にしても ポルトガルのミゲルのスタミナには驚くばかり
イングランドの方で気を吐いたのはレノン
まだ19歳ですが彼のドリブルと負けん気は素晴らしかったです
クラウチも彼にしてはいい働きをしていました



ポルトガルも デコを欠いていたので
決定的なチャンスが作れず PKへ突入した訳ですが
その時点で 負けを覚悟した人たちも少なくないでしょう


キャラガーには笑わせてもらいましたが
まさかここでもジェラードとランパードの両選手が外すとはね。。
リカルドの反応と読みが鬼なのは認めますが
ここはそれでも決めなきゃいかんわー



ここに来てあの鉄人ランパードがあそこまで落ちるとは。。
決してそんな事はないと思うんですが また暫く内弁慶と叩かれるんだろうな
プレミアで何年もトップコンディションを保ち続けたしっぺ返しなんでしょうか


然し戦犯はエリクソンなのは譲れません
ルーニークラウチを1トップのFWって そら機能せんわ


結果論ですが シアラーやダレンベントが やはり必要だったよ
そしてスミスが。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。涙





ベスト8のチームでは 最も空回りしていたチームでした
戦前の評判を悪い意味で裏切ったのは ダントツで英国がトップではないでしょうか
2010年は、代表選考の段階から ちゃんとして欲しいです



しかし声がかかったら平気で恩恵のあるクラブを捨てようとし
勝負とはいえチームメイトを挑発したC.ロナウド
若いとはいえ許しがたい もう彼をイングランドのピッチに立たせたくありません
というか立てないだろうな





1日 ブラジル 0-1 フランス
         ティエリ・アンリ (57')


こちらでは 良い意味で戦前の評判を裏切りまくったフランスがやってくれました
僕は正直なめてました ジダンごめんね


ベテランの意地とジダンの有終の美がここまで炸裂するとはね
ま ブラジルも決してよくなかったんですが(こちらは戦前の予想通り)


ブラジルの難航の原因は やはりガウショでしょう
ここはバルセロナじゃない でも同じようにプレイしていてはチームは機能しません



一説では 彼はマラドーナを超えるだろうと言う意見もありますが
(蹴球も時代と共に変っているから比較対象にすらならないのに)
やはり世界的な知名度というのは W杯での活躍が欠かせませんから
その論争も終焉を迎えそうです
まだ2010年があるとか言う屁理屈も聞こえてきそうですが
彼の全盛期は今でしたから


この不振が尾をひいて バルサの弱体化なんて事にならなきゃいいが。。
ま 豚ウドも得点こそ挙げたものの 使えませんでしたし
アドリアーノなんて何もしてませんでした


この国で唯一及第点をあげれるのはカカーだけじゃないでしょうか


抜群の優勝候補とか言われてましたし
選手全員の結束と努力があれば可能だったかもしれませんが
この大会を連覇するという偉業をなめすぎてたんじゃないでしょうか





今大会は 活躍を期待されていたが不発に終った選手と
戦前はたいして評判も良くなかったのに大活躍している選手が凄く多いと思います
後者は素晴らしいと思いますが
やはり期待に応えた選手こそ 歴史的名声を手に入れられるのでしょう



この熱狂の大会は今 クライマックスを迎えようとしています